レース分析
■データ
マリーンS組が好調
過去10年馬券圏内に入った馬30頭中11頭がマリーンSからの臨戦
前年のエルムS上位3頭は前走マリーンSでいずれも上位を占めている
フルデプスリーダー(1着)
ウェルドーン(2着)
オメガレインボー(4着)
例年札幌で行われる本競走だが、函館で行われた21年でも1着スワーヴアラミスと2着オメガレインボーは共に前走マリーンSで1着2着だった。
先行馬圧倒的有利
逃げ[ 0- 2- 3- 5/ 10 ]
先行[ 9- 8- 4- 16/ 37 ]
差し[ 1- 0- 2- 40/ 43 ]
追込[ 0- 0- 1- 44/ 45 ]
勝率・連対率・複勝率いずれも前に行く馬が馬券内に残っており、30頭中26頭が逃げ・先行馬で占められている。
負担重量は重いほど勝率複勝率が高い
54kg[ 0- 1- 0- 5/ 6 ]
55kg[ 0- 0- 0- 1/ 1 ]
56kg[ 8- 4- 4- 73/ 89 ]
57kg[ 1- 3- 3- 20/ 27 ]
58kg[ 1- 2- 3- 6/ 12 ]
回数で観ると56kgを背負った馬の馬券圏内58kgを背負った馬の複勝率が50%となっている。
■予想のポイント
前に行く馬が圧倒的のなか、前走マリーンS組みを主軸とし、伏兵の台頭に注意したい。
■注目馬
(本命)ペプチドナイル
前走のマリーンSでは逃げて上がり3ハロンが最速タイをたたき出し3馬身半突き放した圧巻の勝ち方。
ブリンカー着用後は行きっぷりが良く、1700メートルで連勝と成長著しい。距離や斤量的にも不安はなく、今回はこの馬に本命を打ちたいと思います。
(対抗)ルコルセール
前走は1角で前の位置を取れたことが好結果につながった前走だが、今回も同様に砂を被らない位置で走れるか、そして出遅れが気になるところ。上手くかみ合えば名古屋城Sで勝ったように、上位争いも可能と見て対抗評価とします。
(単穴)セキフウ
気性にやや難があるがここ2戦安定。海外遠征での好走やユニコーンS2着など、経験豊富で地力も上位のため、安定して走れれば 右回りでの4着以下は2000メートルのJDDと、流れに乗れなかった栗東Sのみ。
(連下)ワールドタキオン
園田のレースを含めて4連勝し2着につけた着差は合計17馬身を記録しており、下級条件では能力の違いを見せつけた。
条件戦からの重賞初挑戦となるが、伏兵が台頭するならまだ底の見えていないこの馬が最有力と考えます。
(星)パワーブローキング
前走は久々の小回りコースに加えて、休み明けと割引材料のある中でも掲示板を確保し、内容は悪くない。大型馬でひと叩きの効果が見込め、コーナーが緩い札幌に替わるのもプラス。末脚勝負なら浮上。
(注意)オーソリティ
1年4ヶ月ぶりのレースと長期休養明けのレースになるが、6ヶ月の骨折休養明けでアルゼンチン共和国杯連覇の実績があるように鉄砲がきくタイプ。オルフェーブル産駒のダート替わりはウシュバテソーロ、マルシュロレーヌなど成功例が多く初ダートで通用する可能性あり
(注意2)ペイシャエス
昨年のJBCクラシックでダート一線級を向こうに回して3着と能力の高さは証明されているが、今回斤量59kgを背負うのは未知数。
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